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夜間サービス

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DAY-5

1.はじめての夜勤

1.はじめての夜勤

 
■夜間スケジュール

夜間勤務は、17時~翌朝9時(施設により異なります)までの業務です。(17時~19時までは、日勤業務引き継ぎ、夜勤準備業務を行います)

【注意すべきポイント】

⑴日勤者より引き継ぎ

シフトインするときに日勤者より、夜間利用者様の状態について引き継ぎを受けてください。注意すべき内容や、優先対応事項などを確認し、夜勤に備えます。

⑵記録

夜間の記録を随時作成し、利用者様それぞれの夜間状態の詳細な記録を作成します。この記録は、利用者様の健康管理に役立つだけでなく、事故などがあった場合に業務が適正に行われていたかなどの事実関係を確認するために非常に重要なものです。できるかぎり詳細に、また記載漏れが無いように注意しましょう。

⑶見守り

記録作成や、社員からの指示業務が終了したら、全員が視認できる場所にて見守りを行います。夜間の利用者様は、排泄などで覚醒されますが、日中とは違って足元がおぼつかない場合があります。絶対に一人での起き上がりを放置しないでください。

⑷日勤者へ引き継ぎ

夜勤明け時に日勤者へ夜間の利用者様の状態について引き継ぎを行ってください。注意すべき内容や、優先対応事項などを確実に伝え、日勤者に注意を促します。

■不測の事態が発生したら
【転倒や転落などの外傷症状】
 
どんな些細な状況であっても独自の判断は行わず、管理者に受けた事前指示の通り対応を行うこと。特別な指示がない場合は管理者へ一報を入れ対応について指示を仰ぐこと。その報告時には、だれが、いつ、どこで、どうなったか?意識状態は?ということについて必ず伝えること。

 

【発熱や嘔吐などの病的症状】

 

夜勤見守り時に37.3℃を超える発熱があった場合は、管理者に受けた事前指示の通り対応を行うこと。特別な指示がない場合は管理者へ一報を入れ対応について指示を仰ぐ。訪問診療を受診している場合は、医師に連絡をとりその指示を仰いでください。

【連絡すべき優先順位】

 

①専務

②管理者

③部長

④その他正社員

■運営ルール

 

⑴面積

1人あたりおよそ7.43㎡を基準とし、寝具の配置を行いましょう。見守りや処遇上、管理者が必要と判断した場合は、その限りではありません。

 

⑵パーテーション

夜間見守りに影響のない範囲で、寝具間に仕切りを設置し、プライバシー保護に努めましょう。最低限、就寝中の利用者様の目線を遮ることができるよう仕切りを配置しましょう。

 

⑶ポータブルトイレ

利用者様の身体状況と必要性に応じて設置します。ただし、他の利用者様への配慮を最大限考慮し、パーティションを設置するなど、不快感を与えない配置と配慮を行う必要があります。また、使用後は速やかに汚物の回収と衛生を実施し、就寝空間を清潔に保ちましょう。

 

⑷身体の拘束

どんな理由があろうとも原則禁止です。利用者様の安全上の理由によりCM、ご家族、管理者、本部長、すべての承認がある場合に限り、拘束方法なども取り決めた通りに限り実施可能とします。

 

⑸利用者様本位

すべての判断基準は、自身で行わず、上長もしくは管理者の判断を仰ぎましょう。職員の合理化や業務の都合によって、利用者様が不利益を被る判断は絶対に行ってはいけません。常に利用者様目線で考慮し、サービスの質の維持を行いましょう。

はじめての夜勤
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