top of page

一日の流れ

1

DAY-4

1.日勤編

2.夜勤編

3.睡眠について

1.日勤編

■確認と記録が必要な項目

●来所、退所の時間

介護保険サービスを提供する上で必ず必要です。

●バイタル入力

朝だけでなく、何かおかしい?と、感じたら常に測ってみてください。

●排泄誘導

忙しいと後回しになりやすいので要注意!排泄表などで常に確認しましょう。

●食事量、水分量

健康のバロメーターです。飲んだり食べたりしにくい方は常に確認します。

●入浴の有無

保険サービス上で必要ですので様子や状態の確認をしましょう。

●レクリエーションの内容と様子

その日の様子がわかるようにしっかりと記録を残します。

●利用者様の状態確認

体調不良や特変などを常に意識して身体の変調に気づけるようにします。昼夜の違いを理解し気持ちよく眠ってもらえるように働きかけを行いましょう!

2.夜勤編

17:00 夜間サービス開始

18:00 夕食・口腔・服薬・排泄介助

夕食後は慌ただしいですが、流れを覚えるとペースがつかめて効率良くなりますから、大丈夫!!

20:00 就寝介助(着替えなど)・就寝

おおよそ17〜21時の間に休憩を取ります。日勤者と連携し就寝準備を行いましょう。

22:00 安否確認・排泄介助(2時間おき)

22時以降は2時間おきにベッドの定時巡回です。この際に介助が必要な方へは体位変換を行います。また、物音に気づいたり、室温変化があれば、随時様子を見に行きましょう。

06:00 起床・起床介助(着替え・排泄など)

朝は必ず排泄介助を行ってから着替えをしましょう。決まった順番に利用者様を起こし、スムーズな対応ができるよう工夫しましょう。

07:00 朝食・服薬・口腔介助

起床から口腔ケアまでは1名体制です。利用者様の安全を優先し、効率の良い順番で対応するよう心がけましょう。

 

08:00 余暇・記録の最終入力・簡単な掃除・ゴミ出しなど

フロア清掃や配膳した食器洗浄、夜の失禁などで汚れた衣類や寝具を手早く洗濯します。ゴミ出しの日は事前に確認しておきましょう。

08:59 夜間サービス終了・日勤者へ申し送り

夜間記録を見直しましょう。巡回終了時に記録することが肝心です。まとめて入力してはいけません。

09:00 夜間業務終了

退勤前になったら日勤者へ申し送りを行います。少しでも気になることがあれば必ず申し伝えましょう。また、やり残した仕事はきちんと引継ぎいでもらえるよう報告が必要です。

日勤編
夜勤編
睡眠について

3.睡眠について

 

■利用者様の夜間と日中の違いについて

第一の変化は、年齢とともに睡眠時間が変化します。

体内時計の加齢変化によるもので、睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになりがちです。高齢者の方の早朝覚醒それ自体は病気ではありません。

第二の変化は、睡眠が浅くなり、寝床にいる時間が長くなります。深いノンレム睡眠が減り、浅いレム睡眠が増えます。そのため尿意やちょっとした物音などでも何度も目が覚めてしまいますが、一方で高齢者ほど寝床に入っている時間が長くなります。その結果、眠れぬままに寝床でうつらうつらしている時間が増え、睡眠の満足度も低下してしまいます。

第三の変化は、高齢者に多い睡眠障害です。心理的なストレスや、メリハリのない日常生活、心や身体の病気、認知症、その治療薬の副作用などによって、不眠症をはじめ睡眠障害にかかりやすくなります。

 

■睡眠を保つためにわたしたちが気をつけること

●就寝環境を整えましょう。(室温・照度・湿度)

●午前中に日光を浴びるよう促しましょう。

●入床・覚醒時刻を規則正しく整えましょう。

●食事時刻を規則正しく整えましょう。

●長時間(1時間以上)の昼寝を避けましょう。

●決まった時刻に身体運動をしましょう。(入床前の4時間以内は避けましょう)

●夕刻以降に過剰の水分摂取は避けましょう。

●アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取を避けましょう。

●いつも清潔にしておきましょう。(入浴、清拭、オムツ内排泄があった際の陰部洗浄等)

●認知症治療薬(コリンエステラーゼ阻害剤)の午後以降の服薬を避けましょう。

 

以上をふまえ、夜間帯と日中の違いを理解し気持ちよく眠ってもらえるように働きかけを行いましょう!

bottom of page